日中英のマルチリンガル育児ブログ/中日英多种语言育儿博客/Japanese, Chinese and English maltilingual parenting blog

日本人妻、中国人夫の国際結婚、一人息子を育てる時々バイリンガルの育児ブログ

中国人の西洋医学に対する考え方

こんにちは。

筆者の夫は中国人ですが、

先日、中国人夫と義母が話をしていて、

「中国人の特に中年以上の人は、

西洋医学の薬を飲み続けると体に悪いと思っている」

という話になりました。

 

ちょうど先日、

太宰治の「惜別」という、

日本留学時代の魯迅を描いた小説を読みました。

魯迅は父親を病気で亡くしたのですが、

生前に漢方医に非科学的な処方(コオロギ🦗のつがいやら、古い木の切り株やら)をされ、

結局それらは何の効果もなく父親が亡くなり、

魯迅中国医学に絶望し、

中国から近く、

西洋のことを学べる日本に西洋医学を学びにきた、

というような内容がありました。

その魯迅の時代から何も変わってないじゃん‼️

と思いました😓

魯迅に医師がもってこいと言ったものたちは、

竹取物語の中でかぐや姫が求婚してきた男性に求めた無理難題を思い出させました。

 

義母は原因不明の慢性的な蕁麻疹に悩んでいるそうなのですが、

西洋医学の薬を処方されても飲んでないみたい。

海鮮を食べてはいけないとか、

東洋医学的な解決を試みてるみたいだけど、

治ってない。

 

ちゃんと処方された薬を飲まないと、

治るものも治らないよ😭

 

私も漢方薬を飲むこともありますし、

ツボ押しとかお灸とか好きですし、

東洋医学を否定するつもりはないのですが、

使い分けというか、

西洋医学で治せるものは西洋医学で、

西洋医学でうまくいかない時は東洋医学を組み合わせて、

とのように考えています。

 

文化の違いなので、難しいですが。

早く蕁麻疹が治るといいです。