今朝、子どもが主人に
「ジャムおじいさんだよ。」
と言っていました。
私「ジャムおじいさんじゃなくて、
ジャムおじさんだよ。」
主人「ジャムおじいさんじゃないの?ずっとジャムおじいさんだと思ってた」
中国語には、日本語の長音、伸ばす音がありません。
だから、おじいさんとおじさん、が同じになります。
中国語をすごーくゆっくり伸ばしながら言っても、例えば、ニーハオをニーーーハーーオーと言っても、ニーハオと同じです。
だから、中国人の主人は長音と短音の聞き分けも、話すのも苦手です。
中国人みんなに共通することだと思います。
昔、日本語教師のアルバイトを少しだけしたことがあったのですが、
先輩日本語教師の方は、
中国人の人は長音が苦手だから、と、
手を叩いてリズムに乗せて長音を教えていました。
お、じ、い、さ、ん
と、5回手を叩く感じです。
よ、ー、ろ、っ、ぱ
も、5回手を叩きます。
そうそう、小さな「つ」も苦手ですね。
中国語にこのような音がないからです。
「か」と「が」のように、
濁音があるものとないものの区別も苦手ですね。
中国語では有気音と無気音がありますが、
日本語では中国語の有気音ほどに空気を破裂させて発音しないからです。
言語によって発音方法が様々なのも、
面白いですよね。