こんにちは。
筆者は2007年から2008年まで1年間、
最初の半年は、
漢語中心という中国語を学ぶ外国人向けのコースに、
残り半年は、
中国文学専攻だったため、
中文系の授業を履修しました。
今日は、中国政府奨学金を得てどのように北京大学に派遣されたかを紹介したいと思います。
もう13年も前のことになりますが、
筆者はまず、大学の交換留学制度で北京大学に留学することを希望していました。
指導教員にそのことを伝えると、
「中国政府奨学生を募集してるから、応募してみたら」とのことで、
応募することにしました。
確か、健康診断を受けにお台場まで行ったり、
色々書類を揃えるのが面倒だった記憶があるのですが、
授業料や宿舎料が免除されること、
毎月手当もでるとのことで、
応募を決めました。
その時に、希望大学を書く欄がありました。
私は北京大学を第一希望にしましたが、
元々、交換留学で行く予定だったため、
受け入れ先の教員から受け入れ内諾者を頂きました。
受け入れ内諾者は、
自分の大学の交換留学窓口の教員にお願いして書いていただけました。
(お願いの仕方が悪く、
自分の大学の教員には叱られた記憶があります😓)
それ以外にも、自分の指導教員にも推薦状を書いていただきました。
面接は、場所は忘れてしまいましたが、
偉い先生が並んでいて、研究計画書について質問されました。
私はめちゃくちゃな答えをしましたので、
先生方に鼻で笑われました😓
そして、落ちたなぁこれは、と思いました。
その時の中国語レベルは、中検3級、
HSKは確か旧4級?だったような記憶があります。大学3年生の時です。
結果として、
奨学金に合格し、
第一希望の北京大学への派遣が決まりました。
当時は応募者自体が少なく、誰でも受かるのではという感じでした😓
中国政府奨学生は、
派遣前に走行会を開いて頂きました。
その時、他の中国政府奨学生とも知り合いになれたのですが、
希望した大学に派遣されるとは限らず、
東大の博士課程で北京大学を希望しても、
中々希望通り行かないそうで、
私は学士課程でしたし東大生ではなかったので、
皆さんにどうやって北京大学に決まったのかと聞かれました。
希望大学から受け入れ内諾者を取っていたのが大きな理由だったようでした。
中国はコネ社会です。
13年も前のことなので、今は違うかもですが、
これから中国政府奨学金に応募される方は、
希望大学があるのであれば、
あらゆる手段を講じて何としてでも
希望大学、研究室から予め受け入れ内諾者をもらいましょう☺️