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中国の公衆衛生観念

こんにちは。

今、香川照之さんの「鬼が来た!撮影日記」を読んでいます。

鬼が来た!」は、

2000年にカンヌ国際映画祭でグランプリを受賞した映画作品です。

 

この撮影日記には、

香川照之さんが中国で映画を撮る時、

いかに苦労したかが書かれているのですが、

中国に4年間住んでいた人間としては、

色々深く同情する内容でした。

 

読んでいて中国の公衆衛生観念に関するエピソードを思い出したので、

書き記しておきます。

 

①2012年から上海で働いていたとき、

メイドさんつきのサービスアパートメントに1年住んでいたが、

メイドさんが、

床を拭いたモップを台所のシンクで洗うのが気持ち悪くて、

私はそのあとシンクを洗ってたし、

食器洗いもしてくれたけど、

洗い方が悪くてもう一度洗い直してたので、

メイドさんの意味がなかった。

 

そもそも掃除も、

やらないよりやってくれたほうがマシだけど、

いつも家に他人が入ると落ち着かないので、

2年目からはメイドさん無しのアパートに住んだ。

メイドさんつきの家に住んでみたいなんて幻想は、幻想だった。

 

②レストランで、

席に案内される時に、

床に落ちた台拭きでそのまま悪びれもせず机を拭かれ、案内された。

 

私は常に除菌シートを持ち歩いて、

レストランに行く時はまず机の上を除菌シートで拭いていた。

客の前でもこの有様だから、

中で料理をする時何が起きているのか、

想像するのも恐ろしかった。

私はだから、

上海ではかなり自炊していたし、

料理するところが見えるオープンキッチンの西洋系カフェなどには気に入ってよく行ってた。

 

③同僚と営業で田舎に行った時、

道端の屋台で臭豆腐を売ってたので、

同僚に誘われて買って食べた。

 

食べたあと、屋台のおじさんが、

地面の泥水?に落ちた豆腐をそのまま鍋に入れるのを見た。

私は吐くのはやめたけど、

後でお腹が痛くならないか心配になった。

 

中国の屋台ではほとんど食べ物を買ったことはないけど、

買わないほうが正解。

そうしてあらゆる飲食に不信感を抱き、

②と同じく自炊するのが多かった。

 

因みに中国で生活していて、

少なくとも3回、

病院のお世話になる激しい胃腸炎になった。

全て海鮮、特に貝類に当たることが多かった。

イタリアンのパスタだろうが、

インドネシア料理の炒め物だろうが、

海鮮は危険だったので、

貝類はなるべく避けるのが正解。

刺身なども上司と一緒なら付き合いで食べていたけど、

一人では絶対頼まなかった。

 

とりあえず、思いついたものだけ😊

中国で生きていくことはほんとに大変だった。

 

また、次回続きを書きますね😊

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