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日本人妻、中国人夫の国際結婚、一人息子を育てる時々バイリンガルの育児ブログ

夢枕獏の「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す」読破しました

こんにちは。

筆者は先日、

夢枕獏の「沙門空海 唐の国にて鬼と宴す」という小説全4巻を読破しました。

 

きっかけは、

空海 美しき王妃の謎」という映画を見たことで、

原作であるこの小説も読んでみようと思ったからです。

 

映画では、空海と白楽天が主人公ですが、

小説では空海が主人公、

橘逸勢(たちばなのはなやり)という儒学生が脇役になります。

 

映画は中国人監督でしたし、

著名でない橘逸勢は省かれたのかなと思います😓

 

この小説を読んで、

まず、空海がどれだけ凄い人だったのかということが分かりました。

 

小説の中では、

唐語と梵語を操るまさに元祖グローバル人?という感じでした。

それより前のグローバル人として、

阿部仲麻呂も小説の中に出てきます。

遣唐使って、元祖留学生ですよね。

今のように交通も便利ではない中、

凄いなーと思います。

 

小説の中では術が扱われることが多く、

あまり気分の良くない場面もあるのですが、

そしてやや長い😓繰り返しが多い😓気もしますが、

基本的には空海橘逸勢の会話でストーリーが進められ、

読みやすい本だと思います☺️

 

興味のある方は是非どうぞ

https://www.amazon.co.jp/沙門空海唐の国にて鬼と宴す-巻ノ一-角川文庫-夢枕-獏/dp/4041626161