先日、託児付きでお能「羽衣」のレクチャーと実演があったので行ってきました。
とても興味深い内容でした。
能 「羽衣」の演者による解説と実演があったのですが、
天人が水浴び中に、
羽衣を人間に取られてしまうという、
所謂「羽衣伝説」で、
その天人は月に帰るとのことで、
竹取物語にも近いものがあるとのこと。
物語の中で、
天人が月の世界の様子を話すのですが、
月の都には美しい斧で作られた「月宮殿」という建物があり、
白衣と黒衣の天人がそれぞれ15人(合計30人)、
一日一人ずつ交替しながら、
月宮殿の中で15人がお勤めをしている。
白衣、黒衣の割合は、
月の満ち欠けに関係があり、
白衣を着た天人が15人になると、
地球からは満月(十五夜)に見えるとのこと。
お能の実演はちょっと退屈(笑)でしたが、
節回しが、中国語の4声や、
お経にも似ているなぁという気づきもあり、
大変勉強になりました。
お能は、古典文学なのですね。
機会があれば、またレクチャー付きで学んでみたいです❣️